膀胱癌二度目の手術後 2018年9月
私は2017年5月に膀胱癌の手術をしました。幸いグレードは低く、術後は抗がん剤も不要で普通の生活
に戻ることができました。しかし3か月後の定期検査で再び腫瘍らしきものが見つかり、同年12月に二度
目の手術を受けました。その頃は心身共に落ち込み、将来のことを真っ暗に思ったりしました。まだ小学
生の娘と夫はどうなるのだろう、どうしてうまくいかないのだろう…生きていく自信も自己肯定感もなく
なっている状態でした。
癌に関する沢山の本を読みました。その中で玄米菜食が良いという情報から、恭子先生の「食べ物を変
えると、からだも、運命も変わります。」に出会いました。それまで読んだ本の中で、特別に引き付けら
れるものがありました。私、変われるかも。そんな予感がするのでした。
退院した3日後には圧力鍋を購入し、「ハッピーマクロビオティック教室」のレシピを参考に玄米菜食
をスタートしました。まずは半断食メニュー(玄米とけんちん汁)を2週間続けてみました。すると大き
な便りが一日に3回来るようになりました。ゆるくて黒っぽく、形はありません。ひじきを食べたわけで
はないのに、真っ黒なものが混ざっていたり、キムチのような赤いものが混ざっていたり。また、それま
では目覚めが悪かったのですが、朝はパッチリ目覚め、しょっちゅうもたれていた胃もすっきりとしてい
ます。時々よそ見をして薄めたコーヒーを飲んだり甘いお菓子を食べたりしましたが、鼻がツーンとして
頭痛がしてくるのでした。
恭子注:
素晴らしいですね!
からだに悪いものはすぐに悪い! と教えてくれる身体になったのですね。
4月からは念願のこの教室に通い始めました。美味しい玄米とおかず、しかも身体を治してくれる。頭
痛も胃もたれもしない、本当に味わい深いお料理。それまでも私は家事の中ではお料理が一番好きでした
が、恭子先生の教室はお料理を作って食べるだけではありません。まな板や包丁の扱い方、向き合い方、
立ち方、切り方、呼吸の仕方。道具でも食材でも、袋の底に残った一粒のお豆にも、命が宿っているのを
感じるのです。
また、「恭子式マクロの考え方」で、自分の心が変わってくるのを感じています。そもそも私は癌にな
るまでは、不妊治療ばかりしていました。主人が不妊症なので体外受精をするしか赤ちゃんは授からない
、と思い込んでいました。幸い一人目は1回目の治療で授かりましたが二人目がなかなか授からず、10回
以上は体外受精に挑戦しました。育児をしながらの通院、投薬、自己注射。実家も遠く(それ以前に余計
な心配をかけたくなかったので親に打ち明けたことはありませんでした)、主人も忙しく、頼れるところ
のないまま一人で気張っていました。歳をとっていく焦りもありました。結局2度の初期流産で夢は叶わ
ず、諦めた数か月後に、癌が発覚したのでした…。
実らなかった努力、叶わなかった夢、更に病気の不安と孤独。閉塞感しかなかった私が毎回の授業で先
生の言葉に触れ、必ず何か気づきがあります。私はもっとしあわせになっていいんだ、私には私の花があ
るんだと気づいた時は、ただ涙があふれ、こうして生きていることに感謝の気持ちがわきました。もう癌
にはならない。私の身体と心に大改革が起こり始めています。実際その後の定期検査は問題なくパスして
います。先生、同期の皆さん、ご一緒していただきありがとうございます。後期もまたお世話になります!
恭子から一言
いつも静かにまじめに、授業を受けていらっしゃいました。
こんな大変な思いを抱えていらっしゃたのですね。
よく頑張りましたね。
まずは、素直に「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 の NO1 の玄米とけんちん汁を続けていただ
いたら、食事は「科学」なので、素直に身体に、答えが出ました。
大きい便りが出るようになった、というのは、すばらしい身体の中の大改革なのです。
内臓の大改革が始まった証拠です。
だから、悪いものを食べるとすぐに悪い! とお返事をしてくれるようになったのですね。
恭子式マクロは、考え方も大事なポイントです。
「自分の花を咲かせる」ということに素直に気づいてくださって、自分を素直に表現できるようになられました。
ご自分の気持ちをあきらかにし、感謝し、家族に(ご主人に)伝えることができるようになりました。
心が開放されると、からだも開放されます。すると、自然治癒力が増すのです。
あとは、ひたすらお元気になられるだけです。
|