1.毎年の野草摘み風景
春には、一年に一回の野草料理、野草摘みがあります。

毎年違った山の麓や、海辺や、里に出かけ、自然の息吹に触れ、フィトンチッド(森林浴)をかぎに行きます。

一時、ハーブが身体に良いと、ブームになりました。でも、身土不二の理念から言えば、日本のハーブの方が、日本人の身体に合っているのです。

そうです、日本のハーブは、野草です。
たんぽぽ、よもぎ、のびる、つくし、よめな、せり…
昔からわたし達の先祖が摘んで食してきたものです。

もののふの 八十をとめらが くみまがふ 寺井の上の 堅香子(かたくり)の花

春の野に 菫摘みにと 来し吾ぞ 野をなつかしみ 一夜寝にける


などなど…万葉集の中には、野草摘みの歌がいっぱいです。 

マクロビオティックのレストラン、山梨県・棡原の長寿村の食事などをみんなで食べに行ったり、京都大津の尼寺の精進料理を食べに行ったり、などのイベントもありました。

そうそう、はるばる新潟県の雨飾山まで山菜つみに出かけたこともありました。